イタリアを代表する宝飾ブランドとして知られるブルガリ(BVLGARI)。そのジュエリーで培われた美意識は、メンズの装いを格上げするネクタイにもしっかりと息づいています。ここでは、ベルト・ネクタイをこよなく愛する読者に向けて、ブルガリのネクタイがなぜ多くの大人の男性に支持されるのか、その魅力と選び方を丁寧に整理しました。
この記事の要点
- ブルガリのネクタイはシルク100%を基本とした上質な素材感が魅力
- 「七つ折り(セッテピエゲ)」という手間のかかる製法が締め心地を左右する
- ロゴマニアやドット、ソリッドカラーなど柄のバリエーションが豊富
- ビジネス・フォーマル・プレゼントとシーンに応じて選べる
- 正しい手入れで長く愛用でき、ギフトとしても喜ばれる一本
ブルガリのネクタイが選ばれる理由
ブルガリは1884年にローマで創業したジュエラーですが、現在はバッグや財布、香水、そしてネクタイをはじめとするアクセサリー類まで幅広く展開しています。ジュエリーブランドならではの色彩感覚と造形美が、ネクタイのデザインにもそのまま反映されているのが大きな特徴です。
ネクタイに使われる生地は、発色の良いシルクが中心。光の角度によって表情を変える艶やかな質感は、スーツの胸元に一本通すだけで全体の印象をぐっと引き締めてくれます。派手すぎず、それでいて「わかる人にはわかる」さりげない存在感。これがブルガリのネクタイが大人の男性から長く支持されている理由といえるでしょう。
ポイント:ブルガリのネクタイは「主張しすぎない高級感」が真骨頂。ジュエラー由来の繊細な色使いが、ビジネスからフォーマルまで幅広く活躍します。
また、ブルガリのネクタイはその品質の高さから「ネクタイのロールスロイス」と評されることもあります。熟練の職人によって仕立てられるため、目の肥えた大人からも「結んだときの落ち感が違う」と評価されています。
「七つ折り(セッテピエゲ)」という製法の魅力
ブルガリのネクタイを語るうえで欠かせないのが、セッテピエゲという製法です。セッテピエゲとはイタリア語で「7つ折り」を意味し、一枚のシルク生地を折り畳むように仕立てる伝統的な手法を指します。
一般的なネクタイは内側に芯地を入れて形を保ちますが、セッテピエゲは芯地を使わず、シルクそのものを折り重ねることで立体感を生み出します。そのため、通常のネクタイに比べておよそ2倍もの生地を必要とし、縫製にも熟練の技が求められます。手間がかかるぶん、まさに贅沢な一本といえるでしょう。
セッテピエゲのうれしい特徴
芯地がないぶん非常にやわらかく、結んだときにふっくらとした美しい結び目(ノット)ができます。生地に程よい重みがあるため、自然にきれいなディンプル(くぼみ)が生まれやすいのも魅力です。
| 項目 | 一般的なネクタイ | セッテピエゲ(七つ折り) |
|---|---|---|
| 芯地 | 使用する | 使用しない |
| 生地量 | 標準 | 約2倍 |
| 結び目 | 標準的な厚み | ふっくらと立体的 |
| 締め心地 | しっかり | やわらかくしなやか |
すべてのブルガリのネクタイがセッテピエゲというわけではありませんが、この製法を採用した一本は「通好み」の選択として知られています。締めてみると違いが実感できる、まさに大人のための一本です。
ブルガリのネクタイで人気の柄・デザイン
ブルガリのネクタイは、シックなソリッドカラーから遊び心のある総柄まで、デザインの幅が広いのも魅力です。ここでは代表的な柄を紹介します。
主な柄のタイプ
- ロゴマニア:細かなマイクロレタリングでブランド名を散りばめた総柄。さりげなくブランド感を楽しめる
- ドット柄:定番の水玉模様。サイズや配色で印象が変わり、ビジネスにもなじむ
- ソリッドカラー:無地に近い単色。シルクの艶を最も楽しめる王道タイプ
- モチーフ柄:騎士の盾や旗、ブランドを象徴するシンボルなどを配したデザイン
- 遊び心のある柄:ハートやペンギンなど、ユーモアを効かせたカジュアル寄りの一本も
特にネイビー(紺)と赤系統はブルガリでも人気の高い色です。赤はブランドらしい落ち着いたトーンに仕上げられているため派手になりすぎず、ここぞという場面で力を発揮します。ネイビーは合わせるスーツを選ばず、一本持っておくと重宝するでしょう。
豆知識:ブルガリにはリバーシブル仕様のネクタイも存在します。表裏で異なる表情を楽しめるため、一本で着回しの幅が広がります。
シーン別・ブルガリのおすすめネクタイ
ここからは、シーンや好みに合わせて選びたいブルガリのネクタイを具体的に紹介します。いずれもオンラインショップで取り扱いのある定番タイプです。
ブルガリ ロゴマニア シルクネクタイ
上質なジャカードシルクに、ブランド名を細かなレタリングで表現したロゴマニアシリーズ。遠目には無地に近く見えますが、近づくとびっしりと配されたロゴが浮かび上がる仕掛けが粋です。ブルー系を中心に展開されており、ビジネスシーンでさりげなくブランド感を出したい方にぴったり。イタリア製のハンドメイドで、結んだときの立体感も美しく仕上がります。
こんな人におすすめ:ロゴを主張しすぎず、知的でクリーンな印象を演出したいビジネスパーソン。
ブルガリ セッテピエゲ ドット シルクネクタイ
七つ折り製法で仕立てられたドット柄のシルクネクタイ。やわらかくふっくらとした締め心地で、結び目が美しく決まります。グレー系やオレンジ系など色のバリエーションがあり、肉厚で幅広のシルエットは大人の余裕を感じさせます。ドットは定番でありながら品があり、商談から会食まで幅広く使える万能柄です。
ブルガリ ソリッドカラー シルクネクタイ(ネイビー)
シルクの艶を最も楽しめる無地に近いソリッドカラー。中でもネイビーは、どんなスーツにも合わせやすい万能カラーです。織りの陰影で表情が生まれ、シンプルながら奥行きのある印象に。一本目のブルガリとしても、長く使える定番としてもおすすめできます。フォーマル寄りの装いにも対応しやすい点が魅力です。
コーデのコツ:ネイビーのソリッドタイは、白シャツ+チャコールグレーやネイビーのスーツと合わせると王道の好印象に。シルクの艶が顔まわりを明るく見せてくれます。
ブルガリ セルペンティ イブニング ネクタイ
ブルガリを象徴する蛇(セルペンティ)のモチーフを取り入れたイブニング向けの一本。ブランドロゴにスネークボディを添えたシルバー刺繍があしらわれ、セレモニーや格式の高い場にふさわしい華やかさを備えています。深みのあるカラーリングで、特別な日の装いを上品に格上げしてくれます。
シーンに合わせた選び方のポイント
ブルガリのネクタイは用途によって選ぶべきタイプが変わります。贈り物として選ぶ際にも参考になるポイントを整理しました。
| シーン | おすすめの色・柄 | ねらい |
|---|---|---|
| ビジネス | ネイビー・小紋・ドット | 信頼感と清潔感 |
| プレゼンや勝負どころ | 赤・ボルドー系 | 情熱と存在感 |
| フォーマル・式典 | セルペンティ・イブニング系 | 華やかさと格式 |
| プライベート | モチーフ柄・遊び心ある柄 | 個性と遊び心 |
ギフト選びのヒント:仕事で使う相手にはシックで落ち着いた色柄を、プライベートを楽しむ相手にはカラフルで個性的なデザインを選ぶと喜ばれやすいでしょう。受け取る方のスタイルを思い浮かべながら選ぶのがコツです。
結婚式などの慶事に参列する際は、明るめのシルバーや上品なカラーが好まれます。一方、落ち着いたネイビーやグレーは弔事を含め幅広く対応できるため、まず一本選ぶなら汎用性の高いカラーから揃えると安心です。
長く愛用するための取り扱い
上質なシルクネクタイは、ちょっとした気遣いで美しさを長く保てます。せっかくのブルガリだからこそ、丁寧に付き合いたいものです。
お手入れの基本
- 一日使ったら結び目をほどき、シワを伸ばして休ませる
- 連日同じ一本を使わず、数本をローテーションする
- ハンガーに掛けるか、緩く丸めて型崩れを防ぐ
- シルクは水や摩擦に弱いため、汚れたら自己流で擦らず専門のクリーニングへ
- 直射日光を避け、風通しの良い場所で保管する
特にセッテピエゲは芯地がないぶん生地そのものが命です。休ませる時間をしっかり取ることで、ふっくらとした風合いが長持ちします。丁寧に扱えば、何年も愛用できる相棒になってくれるでしょう。
注意点:結び目を強く締めたまま長時間放置すると、生地に跡が残りやすくなります。帰宅後はできるだけ早くほどく習慣をつけると安心です。
まとめ
ブルガリのネクタイは、ジュエラーならではの色彩感覚と、七つ折り(セッテピエゲ)に代表される丁寧な仕立てが融合した、大人の装いにふさわしい一本です。ロゴマニアやドット、ソリッドカラー、セルペンティなど柄の選択肢も豊富で、ビジネスからフォーマル、プライベートまで幅広く活躍します。シーンや贈る相手に合わせて選べば、長く付き合える特別なネクタイになるはずです。
ブルガリのネクタイ|七つ折りの魅力と人気の柄・選び方をまとめました
選ぶ際は、まず使うシーンと好みの色柄を軸に考えるのがおすすめです。ビジネスなら汎用性の高いネイビーやドット、勝負どころには赤系、フォーマルにはセルペンティやイブニング系と、目的に合わせて選びましょう。そして上質なシルクを長く楽しむために、こまめに休ませ丁寧に保管することを忘れずに。あなたの胸元を上品に彩る一本を、じっくり選んでみてください。










